早漏治療で採用される痛みを感じない麻酔法についての情報

早漏は早いタイミングで射精を終えてしまうため、男性女性とも満足感を得ることなく性交渉が完結してしまいます。
男性にとって早漏は悩みやコンプレックスの一つとなり、性交に不安を抱いて消極的になることがあるので、治せるなら治したいものです。

早漏の治療には自力でトレーニングをしたりサプリメントを服用するなど様々な方法がありますが、手術をすれば短期間で治すことが期待されます。
しかしその治療には痛みを伴うので局所麻酔をすることになりますが、早漏治療において痛みを感じない麻酔にはどのようなものがあるのか解説してみましょう。

早漏治療にはどんな方法があるか

早漏治療には、手術以外にも様々な方法があります。
スタート&ストップやスクイーズ法などのトレーニングなら自分で行えます。
早漏とは早い時期に射精をしてしまうので、遅らせることが重要になってきます。
これらのトレーニングは自分もしくは彼女が男性器を愛撫し、射精をしそうになったら愛撫をやめ、落ち着いたら再開するという訓練です。
射精を我慢させるためのトレーニングです。
それを繰り返すことによって早漏を改善できる可能性があります。

また、食事療法をしたりサプリや薬を使うという方法もあります。
あまり刺激を感じなくする軟膏を塗る方法や、飲み薬を服用する方法です。
早漏の人は亀頭が過敏なことが原因で早く刺激を感じて出てしまうので、亀頭部を鈍感にさせる必要があります。
セロトニンという成分は興奮を鎮める作用があるので、セロトニンの生産と作用を促進する働きのあるトリプトファンやビタミンB6、ブドウ糖などが配合された食品やサプリメントを摂ることも大切です。
治療薬については、副作用の可能性もあるので医師や専門家の指示を仰いで使用するようにします。

筋肉が低下していることが原因と思われる場合は、骨盤底筋体操を正しいやり方で続けてみることでも改善が期待できます。

早漏治療を手術で行う場合

専門医で診察を受けると、手術を受けて改善を指せる場合があります。
手術には2種類あり、包皮小帯切除と亀頭を大きくする方法です。

包皮小帯切除術というのは包茎の治療のために行われますが、包茎が早漏の原因になるからです。
仮性包茎の場合は勃起をすると皮が剥けるので特に問題なく性交をすることができるのですが、普段亀頭が皮で覆われているので、皮が剥けたときに亀頭に感じる刺激が強くなります。
すると早漏になってしまうので、余分な包皮や包皮小帯を切除して包茎を治し、普段から亀頭を露出させることで刺激にも強くなって早漏治療につながるのです。

亀頭を大きくするということは、ヒアルロンさんやコラーゲンなどを亀頭に注入することで、クッションのような役割をしてくれるのでその分刺激を感じ方が鈍感になります。
刺激を強く感じることが早漏の大きな原因なので、刺激に対して鈍感にさせるために行われる2種類の手術です。

しかしどちらの方法にしても痛みが伴うので、局所麻酔をしたうえでの治療となります。
ヒアルロン酸を注入する場合は注射針を刺すことになるので痛みが伴い、包皮小帯切除ならメスを使うので当然痛みを伴うため、麻酔は必要になってきます。

早漏治療に用いられる麻酔の種類

早漏治療で痛みを抑えるために使われるのは通常、局所麻酔になります。
ペニスに直接麻酔薬を注入するので、それ自体に痛みを伴うのではないかと不安になる人も少なくありませんが、専門医が施術をするのでそれほど痛みを感じることなく注入ができます。
局所麻酔でも数時間は効き目があるので、その間はヒアルロン酸を注入していてもメスで切除をしていても痛みを感じることなく施術が完了するのです。
麻酔の聞き方には個人差があるといわれますが、局所の場合は誰にでも確実に効きます。

しかし中には局所だけでは不安でたまらないという人もいるので、他にも方法が用意されています。
その場合は全身麻酔になり、眠っている間に施術を完了させるという方法です。
マスクで鼻と口を覆ってガスを少しずつ流すことで意識を失くす方法と、静脈注射で麻酔薬を入れていく方法ですが、これらの方法なら目が覚めたら終わっていたという感覚で施術ができるので、不安が大きい人でも大丈夫です。
しかし、高価なので希望者のみに採用されます。

局所にしても全身にしても最初仁針を入れる時の痛みも不安という場合には、皮膚表面を麻痺させて痛みを軽減する塗り薬を使ったり、極細の針を使うことも可能です。

まとめ

早漏を改善するためには自力でトレーニングやサプリなどを使用する方法があり、それらを続けることで改善につながることが期待できますが、専門医で手術を受けることもできます。
いずれの方法にしても早漏の原因を突き止めてそれに合った治療をすることが大切なので、原因がわからない場合や包茎が疑われる場合は専門医に診てもらうことが勧められます。

手術の場合は痛みを伴うので不安に感じる人も多いですが、局所麻酔か場合によっては全身麻酔をして受けることができるので安心です。
手術なら他の改善法よりも短期間で確実に改善することができます。