知っておきたい!早漏治療のブロック麻酔
包皮小帯切除法で使われているブロック麻酔は、局所麻酔の一種であり、痛感に関係する末梢神経を一時的にブロックして施術中に生じる痛みを取り除きます。
脊髄に麻酔薬を注入する全身麻酔と違って施術中にも意識を維持できるとともに、痛みによる筋肉の緊張を緩和でき、施術後にすぐに日常生活に戻れるのもメリットといえるでしょう。
包皮小帯切除法では、敏感な亀頭やその付近ではなく、ペニスの根本に対してブロック麻酔注射します。
ペニス全体の末梢神経をブロックできるため、施術中の痛みをほぼ完全に取り除きます。
ただし根本に注射する際に「チクッ」とした痛みを感じるのは避けられません。
このブロック麻酔注射をする際の痛みを取り除くために、よく利用されているのが笑気麻酔や静脈麻酔になります。
大抵の整形外科医ではオプションサービスとして提供しており、早漏治療で痛みが気になるという方は事前に相談することをおすすめします。
知っておくと安心!ブロック麻酔の偶発合併症
包皮小帯切除法で早漏治療で受けるブロック麻酔の課題となるのが、偶発合併症です。
これはブロック麻酔を注射する際や麻酔の影響によって感じる症状のことであり、さほど高くありませんが一定確率で生じることがあります。
具体的にはペニスの根本に針をさす際に末梢神経を直接傷つけてしまう、注射したさいの出血による神経圧迫、局所感染や局所麻酔中毒などが、よく知られています。
最近の包皮小帯切除法で早漏治療を受ける際は、対象となるペニスの患部にエコーを照射して末梢神経の位置や状態をディスプレイで確認した上で注射するのが一般的になっており、これらのトラブルはほとんどなくなりました。
また出血による神経圧迫のほとんどは施術や生活に影響しませんし、整形外科の衛生環境がしっかりしているため、局所感染するリスクも低くなっています。
局所麻酔中毒は、基礎疾患などの有病者や高齢者にみられるため、気になる方は相談しておくと良いでしょう。
まとめ
包皮小帯切除法で早漏治療を受ける時に痛みが出るブロック麻酔は、施術中の痛みを取り除くために利用されています。
ペニス全体の痛感を阻害するものの、施術後すぐに普通の生活に戻れるため、最も一般的な早漏治療といえるでしょう。
この早漏治療では偶発的合併症というリスクもありますが、最新のエコー技術や衛生環境の確保されており、基本的に安心して治療を受けられます。
もしブロック麻酔が気になる場合は、早漏治療を受ける際に相談しておくと安心です。
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